「請負」って「人材派遣」よりも高い？ ｜ 愛知県内での請負業務なら合同会社ＳＴＭ

当社が営業を行っているなかでお客様より反応としていただくものとして「請負って派遣よりも金額高いよね」という内容があります。

これって半分正解で半分間違いです。

請負の料金を現場の労働者数で割った1名分の単価として見ると、おそらく派遣料金より高くなるはず。

これは当然の話です。

まず「請負」と「派遣」の根本的な相違点は、

「派遣」は人員を増やせば増やした分が売上と利益になる単純なビジネスモデルです。ここには創意工夫も差別化もありません。
「請負」は自社での創意工夫により、より高い“生産性”を追求していくビジネスモデルです。“生産性”の追求という創意工夫があるからこそ高い付加価値という利益が生み出せるのです。

「派遣」と根本的に異なる点は、人を減らして利益が増し、生産性を上げて売上や利益を増やすということです。

請負の料金は、商品をどれだけ処理（生産・出荷など）したかにより発生します。

つまり、この料金を労働者数で割った金額が派遣料金よりも高いということは、それだけ請負会社が高い生産性を実現できているという証明かもしれません。

企業様に「請負って派遣よりも金額高いよね」というイメージを持っていただいているということは、それだけ世にある請負会社が日々創意工夫に努めているという証明かもしれません。